格安ホームページ作成・改行位置のご説明

「文字サイズ・字体・改行・折返し」に関するご案内

「改行」とは、「１文中の折り返し（右端まで行ったら左下の次行に移動）」のことです。

「フォント」とは、「字体・書体・文字の形」のことです。

最初に、WEBサイトは、見ている人の閲覧環境によって、表示される「文字サイズ・フォント・横１行に入る文字数」は「それぞれ違い」ます。

「文字サイズ・フォント・横１行に入る文字数」が、見ている人によって変化するため、必然的に改行位置も環境ごとに変わってきます。

通常は、「横１行（横幅）に文章が入りきらない場合」は「自動的に改行」され、この自動的な改行が現在のWEBサイトの主流です。

このため、自動改行のみ（1文の中で改行場所をこちらで指定しない）が「ベターな改行方法・テキストの表示方法」と言え、ほとんどのWEBサイトは１文中で改行を指定せずに、自動改行のみで改行されています。

上記のように基本的には閲覧環境が自動的に改行させます。

これに「改行位置の指定を追加」してしまうと、「自動改行」と「指定した改行」の２つの改行によって、意図しない「不自然な改行になってしまう懸念」がございます。下部に実際のテキストサイズを変化させた実例を掲載しております。

※閲覧者の環境や設定に合わせて「変更できる」ことがユーザビリティに優れているWEBサイトと判断され、現在のほとんどのWEBサイトでは閲覧環境ごとに変化できるようになっています。これらの何かを「固定・指定」してしまうと、Google等にも「ユーザビリティの悪いサイト」と判断されてしまう懸念も出てきます。

実際の表示サンプルとして、下にある「オレンジ枠内」を、ホームページの本文中（表示領域・横幅）と仮定し、「文字サイズによる改行位置」の一例を掲載しておきます。

改行位置の【１：自動改行のみ】

「自動改行のみ」は、どの環境でも、一定程度の「見やすさ・読みやすさをキープ」しているかと思います。

-- 文字サイズ・横に入る文字数の違いによる例 --

上記のように、通常は閲覧者側のブラウザ・文字サイズ設定・環境によって「一文は自動的」に改行され、どの文字サイズでも「一定の読みやすさをキープ」しています。

改行位置の【２：指定有り】

改行位置を「指定」してしまうと、下のような「不自然な改行」が発生する可能性があります。

「指定改行」と「自動改行」の２つによって、「複数の箇所で改行」されることから、見やすくしたつもりが「逆に見難く不自然」になってしまう懸念がございます。

-- 文字サイズ・横に入る文字数の違いによる例 --

句読点で「改行指定」した場合

上のように、「１．自動的な改行」と「２．指定した改行位置」での改行部分と、この「２つの改行」によって「たくさんの改行」が発生してしまい、「読みにくい文章」になっています。

このため、「改行位置」は「指定しない（自動改行のみに任せる）」ことが一般的です。

「表」の文字サイズ・幅指定

「文字サイズ・改行」の原理と同じで「表の中」の文字サイズや幅を指定してしまうと、意図しない部分で改行される可能性がございます。

※PC版のみの場合など、スマホ閲覧では「横に並べる配置」は推奨されません。

「幅指定なし」

「幅を均等に指定」

幅指定をご依頼の場合、上記のような改行が発生する可能性がございます。

「文字数が多い」

なお、横幅に入る文字数は決まっている（閲覧者により変化する）ため、文字数が多い場合は自動的に改行されます。

改行ではなく「段落」の指定

「段落」とは、文章の「塊・一文」を、空白を明けて次の「塊」に移動させることです。

基本的には、１文中で段落の変更は使用せず、１つの文章が始まってから終わるまでは１つの段落にしておきます。

「フォント・字体」の指定

フォントとは、テキストの「字体・書体・文字の形」のことで、フォントも「見ている人の環境」によって、変化します。（「画像部分」は変化しません）

フォントの詳しい仕組みは割愛させて頂きますが、

見ている人の環境（機器）に、「指定したフォントが 存在する場合」は、その文字で表示されます。

見ている人の環境（機器）に、「指定したフォントが 存在しない場合」は、デフォルトのフォント（指定したフォントではなく機器ごとの基本字体など）で表示されます。

上のフォントは「見ている人」によって「指定したフォントで表示されていたり、されていなかったり」します。また、見た目上のサイズ感や、文字同士の「横と縦の間隔」も変わります。

AD ARTでは、特にご希望がない限り、「（いま見ているこのフォント）」を使用・推奨しております。

フォント変更（指定）も可能ではございますが、一般的には「１．見難いと感じてしまう懸念 / ２．間隔が変化して見難くなってしまう / ３．閲覧環境によってはそのフォントでは表示されない可能性 」もございますこと、予めご了承ください。

「絶対に変化させたくない部分」の場合

なお、どの閲覧環境下でも「絶対的」に指定した「文字サイズ・改行・配置・フォント」で表示したい部分に関しましては、該当箇所を「画像」で制作することで、環境に左右されずに同じように表示させることが可能です。

画像で制作した文字（画像内の文字）は、「写真」と同じで、どの閲覧環境下でも「画像のまま」表示されるため、文字サイズ・改行位置・フォント等に変化はありません。

このため、メニューボタンの文字などでは画像を利用することがありますが、SEO対策的にはテキスト文字が重要になってくるため、「ページ内容の文章」まで画像にしてしまうと、SEOで不利な可能性という「大きなデメリット」がございます。

テキストによる「文字サイズ・改行位置・フォント」で問題がない場合には、画像ではなく、テキスト文字での表示を強く推奨しておりますが、もし、ご希望がございましたら、

上記のデメリット等を、ご理解ご承知頂いたうえで、該当箇所を改めて「画像にて制作」させて頂きますので、お気軽にお申し付け頂ければと存じます。

【重要】AD ARTより、大切なご案内